これまでも、 これからも [古いアルバム]
平成30年も残すは明日の大晦日のみとなりました。
来春には陛下が退位され、新しい元号となります。
昭和は戦争と、平成は天災とともに語られていくことになりそうで、新しい時代はどうなりますかね?
明るい未来が待っていると信じましょうか。
昨夜フジテレビで武豊の特番をやってましたが、さっき競輪グランプリでも見ようかとテレビつけたらユタカが出てました。
そういや競馬界のレジェンドは競輪ファンでしたな。
ユタカがダービージョッキーとなったのは1998年ですから、もう20年も前のことですか。
ユタカのデビューは1987年(昭和62年)です。
この年のダービー馬はメリーナイス。 映画「優駿 オラシオン」が懐かしい。
坊主頭だったユタカも来年で50歳ですよ。
大井の帝王は還暦すぎても現役ですから、ユタカも乗れる限りは続けるんでしょうな。
昭和、平成に続く新時代でもリーディングを目指してほしい。
がんばれユタカ!
新しい時代 [馬]
ホープフルSは断然人気に応えてサートゥルナーリアが快勝。
好スタートから先行してたのに4角では馬群に包まれて、これは出て来れるのかと一瞬心配しました。
狭いところをこじ開けた勝負根性と抜けだした脚は逸品です。
間違いなく来春の主役ですわ。
今年の騎手はルメールでしたが、来年はデムーロになりそうな予感です。
がんばれ日本人ジョッキー!
平成最初の [古いアルバム]
平成最後の有馬記念は終わりましたが、『平成最後の』とつくレースは来春まで続きます。
平成最後のG1が天皇賞・春となるのは感慨深いものがありますな。
このごろ最後最後とばかりいわれてまして、「じゃあ最初は何なんだよ」と思われる方もいるかもしれないので、この馬を紹介しましょう。
平成最初の年度代表馬イナリワンです。
平成2年12月23日中山での引退式で撮影しました。
オグリキャップ感動のラストランの日ですよ。
イナリは平成最初の春天、宝塚、有馬を勝ってますが、一番の語り草になっているのは毎日王冠でのオグリとの死闘でしょうか。
メジロアルダン、ウインドミル、レジェンドテイオーと脇役も揃い、実に見ごたえのあるレースでした。
あれから30年かぁ・・・ あのころの記憶は鮮やかによみがえるのに、昨日の晩メシがおもいだせません。
競馬場で「イナリワンは強かった」と語る呆けジジイがいたら、それは私かもしれません。
影の主役 [馬]
平成最後の有馬記念はブラストワンピースが勝ちました。
4番人気だった牝馬のモズカッチャンは8着と牡馬の壁にはね返されましたが、あの女王が出てればまとめて差し切ってましたかね。
大器と評判だったブラストが本格化し、アーモンドアイと対決するのが楽しみですが、シルクレーシングがどうするかなぁ。
さて、今年の有馬でもっとも注目を集めていたのはこの馬だったでしょう。
なにしろ平地では準オープンの馬がグランプリで5番人気でしたから、いくらなんでも単勝売れすぎだろうと驚きました。
ブラストの単を狙い撃った方は大喜びだったでしょうね。
レースはさすがユタカという運びで直線半ばまで見せ場たっぷりの9着でした。
来年も平地で行くのか、障害に戻るのか、どうするんでしょう?
つばめよ 高い空から [馬]
日曜日は平成最後となる有馬記念です。
平成元年の優勝馬はイナリワンでした。
圧倒的1番人気のオグリキャップは直線息切れしたかのように伸びを欠き5着。
怪物といわれたオグリでも秋の激闘の疲労から逃れることはできませんでした。
古くはミホシンザンが毎日王冠、秋天、JCとレコード決着の3着となり、1番人気で臨んだ有馬も3着に敗れました。
今では疲労を考慮して、この古馬王道ローテを避ける陣営が主流です。
調教技術も進歩して、休み明けでG1出走が当たり前になったからなぁ。
有馬を勝つのは疲労残りが無い、余力のある馬というのがファンの間にも浸透しています。
そんな中でキセキは王道ローテで有馬に出走します。
ミホシンザンの時代とは比べものにならない速いタイムのレースを続けての有馬です。
7枠14番となったキセキの運命や如何に?
画像はキセキではなくミッキースワローです。
余力があって、中山のコース実績もあり、展開も向くのではとみています。
ノリちゃん恒例の後方ポツンから3着はあるのでは・・・ また5着かな。
実は中山実績のあるマカヒキ、一発ありそうなパフォーマプロミス、人気落ちならブラストワンピース、サトノダイヤモンドも買いたい。
軸はレイデオロでも、相手がなかなか絞れません。
誰か教えてくれませんかね。
男の花道 [馬]
浮世舞台の花道は、表もあれば裏もある・・・
最強の2勝馬と呼ばれるサウンズオブアースが有馬記念を最後に引退するそうです。
総獲得賞金が4億を超えるのに、主な勝ち鞍が500万特別の「はなみずき賞」とは・・・
なにか一つG1タイトルがあれば種牡馬入りできたかなぁ。
ラストチャンスとなる有馬記念ですが、アースが一番タイトルに近づいたのが2015年の有馬記念でした。
勝ったゴールドアクターとのクビ差は、大外をまくってきたゴールドシップに4角手前で進路を塞がれて、アクターに置いていかれたのが痛かった。
ゴール後のデムーロ騎手のこの姿が、痛恨のレースだったことを物語ってますな。
有馬で有終の美を飾ろうにも、現状では極悪馬場にでもならない限り掲示板も厳しいでしょう。
ならばいっそのことキセキのハナを叩いて逃げるというのもありかと。
師走の風を切り裂いて、サウンズオブアースが逃げる。
ダービー馬を、菊花賞馬を、天皇賞馬を、JC馬を引き連れて、重賞未勝利馬が逃げる。
これが最後の花道と、最強の2勝馬が逃げる。
そんな有馬記念があってもいい。