Take it easy [古いアルバム]
武豊騎手がJRA通算4000勝を達成しました。
1987年のデビューから32年目ですか。
1勝もあげることができずに引退した騎手もいる勝負の世界で、空恐ろしい数字です。
今後この記録を破る騎手が出てくるのか疑問です・・・ 出てきてほしいんですけどね。
さて、JRA通算最多勝記録の1位は誰でも知ってるタケユタカですが、2位はこの人。
2943勝の岡部幸雄元騎手です。
撮影したのは1998年の6月で、この年はタイキシャトルでフランス遠征してます。
引退して15年になりますから、最近は岡部を知らない競馬ファンも増えたでしょうなぁ。
皇帝ルドルフの三冠は1984年だもの私もジジイになるわけだ・・・
昔の話が多いのはジジイの病気みたいなもんなのでご容赦ください。
東京開催が始まれば新しい画像もお届けできるとおもいますので。
綱の重み [古いアルバム]
明日は東西で楽しみなG2があります。
はたしてダービー馬と皐月賞馬がどんなレースをするのか?
クラシックという格を考えると、休み明けとはいえ不様なレースはできません。
さきほど大相撲では白鵬が優勝を決めました。
長期休場明けの稀勢の里は10勝4敗とし、横綱としては最低限の2桁勝利。
わたしは相撲をほとんど見ていないので、来場所に向けて希望がもてる内容だったのかわかりません。
品格と力量が求められ、衰えれば引退しかないんですから横綱という地位は大変ですなぁ。
年齢的に厳しい戦いが続くでしょうが、もうひと花咲かせてほしいものです。
横綱で思い出したので、今日の画像はヒシアケボノにしました。
1997年安田記念で撮影したものです。
95年のスプリンターズS制覇以降1勝もできなかったため13番人気という低評価で結果は8着。
その後も勝ち星を増やせぬまま、年末で引退となりました。
その名の通り大型馬で、560kgという最高馬体重でのG1制覇記録はまだ破られていません。
ちなみに後方に写っているのは皐月賞馬ジェニュインで、角田晃一と田中勝春は競馬学校同期です。
ルーツ [古いアルバム]
秋競馬が始まりました。
G1戦線に向けて楽しみなレースが続きます。
先月のことですが「大井の帝王」的場文男騎手が7152勝に到達したと話題になってました。
そして今、武豊騎手がJRA4000勝まであとわずかと話題になってます。
1987年のデビューから30有余年ですか・・・ その記録には驚愕の一言しかありませんわ。
前人未到の記録を更新し続ける超人の原点って何なのでしょうね。
私の知る原点はこの人、武邦彦師です。
97年5月10日京王杯スプリングカップで撮影したショウリノメガミの向うに写ってました。
鞍にある「Y.T」のイニシャルはもちろん武豊。
息子は父の管理馬で重賞8勝をあげてます。
ちなみに幸四郎騎手は父の管理馬で重賞3勝してますね。
オースミタイクーンでのデビュー2日目重賞勝利という記録は不滅でしょう。
偉大な父である邦彦師の騎手時代はトウショウボーイやキタノカチドキで有名ですが、残念ながら私はその手綱さばきを生で見たことがありません。
幼いユタカ少年は父の騎乗ぶりをどんな想いで見ていたのでしょうか?
JRA4000勝まであと4勝です。
金色のファルコ [古いアルバム]
平成最強の台風21号は甚大な被害をもたらしました。
特に関空の被害には驚きで、近年台風が増加してる中で今後空港としてやっていけるんでしょうか?
空港として失格となったら、他に転用できるんですかね?
アラブの石油王にでも頼んで競馬場とか作れないかと思ってしまいます。
競走馬は能力喪失となると、その後の運命は過酷です。
乗用馬になれれば運が良い方で、用途変更の行きつく先は屠殺です。
大レースを勝ちながら行方不明となった馬も当たり前のようにいます。
重賞勝ち馬なのに種牡馬になれなくても、競馬場で誘導馬となれた馬は幸せでしょう。
というわけで今日の画像は誘導馬トウショウファルコにしました。
97年2月2日東京競馬場10Rパドックで誘導中の艶姿です。
金色のたてがみが何とも言えず優美ですなぁ。
現役のころから派手なルックスで人気があったファルコは、誘導馬となっても一際目立つ存在でした。
パドックに登場すると「ファルコ~」と声がかかるし、子供なんか大喜びでしたよ。
「走るベルばら」というニックネームがピッタリの馬でした。