速い、速すぎる [馬]
美味すぎるのは十万石饅頭ですが、コントレイルは速すぎました。
東スポ杯で記録した千八1:44.5はもちろん2歳の日本レコードです。
これがどんな恐ろしいタイムかといいますと、私が初めて千八の日本レコードを見たのがサクラユタカオーの毎日王冠でした。
4歳秋に完成された古馬のユタカオーが記録したのが1:46.0です。
30年以上前のタイムと比べるのはどうかとも思いますが、あのユタカオーの毎日王冠、秋天はスピード競馬時代の幕開けだったと思ってます。
(超オールドファンならトウショウボーイの登場を思い出すかもしれません)
私にとって衝撃だったタイムをデビュー2戦目の2歳馬が超えていくとは・・・ 昭和は遠くなりましたなぁ。
第39回目を迎えるジャパンカップに外国馬の参戦はありません。
日本のスピードには対応できないと白旗をあげたってことですかな。
令和という新時代に日本競馬はどこまで進化しますかね。
楽しみであり、恐ろしくもあります。
ちなみに明治は遠くなりにけりと詠まれたのは、明治が終わってからおよそ20年後らしいです。
血の宿命 [馬]
先週の新馬戦でモノが違う勝ちっぷりで注目を集めたのはスカイグルーヴでした。
芝の強め調教という感じで楽に後続を0.9秒ちぎって力の違いをみせつけました。
その血統が実にオールドファンを喜ばせてくれますな。
父父シンボリクリスエス、父母シーザリオですからスペシャルウィーク、マルゼンスキーという懐かしい名前がでてきます。
母父キングカメハメハ、母母アドマイヤグルーヴで、母系はエアグルーヴ、ダイナカールです。
ダイナカールの父はあのノーザンテーストですよ。
令和の新時代に昭和の競馬が鮮やかに蘇ってきますわ。
さすがにマルゼンスキーは私もリアルタイムで見てませんがね。
来年のオークスが楽しみですが、もしかしてダービーなんて可能性も感じさせてくれる馬です。