さよなら平成 [騎手]
今日は平成最後の日。
時代の大晦日みたいなもんで、NHKではゆく年くる年みたいなことやってます。
外は雨で出かけるのも億劫ですから、一日中テレビとネットで平成は終わりそうです。
そんな平成を締めくくる画像は、この人にしました。
昭和60年デビューの柴田善臣騎手は競馬学校1期生で現役最古参の騎手です。
この年は私が初めて東京競馬場でダービーを観戦した年ですから、同期みたいに思ってます。
ホクトヘリオスから長いつきあいになったなぁ。
他に昭和デビューで令和も乗るのはノリ、熊、ユタカ、エビショーだけかな?
50代がこんなにいるとは競馬界も高齢化の波が・・・ そういや昔は調教師に定年なかった。
平成の馬と騎手はトレーニング等が改良されて長く活躍できるようになりましたな。
大井には60超えて現役の帝王がいますが、JRAでも還暦ジョッキーが実現するだろうか?
春なのに [騎手]
昭和のころ、春天は曜日に関係なく天皇誕生日の4/29に実施されてました。
陛下の年齢の枠連が売れるなんてこともあったなぁ。
思い出すのは昭和62年ミホシンザンが勝ったときのテレビ実況です。
生中継で関西ローカルの実況アナが「ミホシンザン連にもからまず!」と叫んでました。
内外大きく離れてましたが、どう見てもニシノライデンと勝ち負けをしており、アサヒエンペラーにまで後れを取って3着なんて信じられませんでした。
これは実況アナやっちゃたな・・・ と思ってたら写真判定の結果は1着ミホシンザン。
あの実況アナはその後どうしただろう?
そんな昭和も遠くなり、平成が今月で終わるわけですが、競馬界の平成といえばこの人の時代でした。
昭和62年に坊主頭でデビューしたユタカも50歳ですか。
平成元年の春天をイナリワンで勝って以来、平成の盾男と呼ばれるほど天皇賞を勝ちまくりましたな。
その盾男が平成最後の天皇賞には騎乗しません。
香港でディアドラに騎乗するそうです
依頼があればムチ1本持って世界中どこにでも行くといってたユタカですから、春天の先約がなかったのでしょう。
平成最後のG1となる春天は何が勝ちますかね。
4歳の菊上位組が中心になりますが、クリンチャーが復調してれば面白そうですな。
涼しい顔してババンバーン [馬]
アーモンドアイが凱旋門賞への挑戦を見送ると発表されました。
海外遠征には色々なリスクがあり、無理をさせたくないのでしょう。
世界最強牝馬エネイブルとの対戦が楽しみだっただけに残念です。
アーモンドが回避となれば、夢はこの馬に託したくなりますな。
ダービーで2冠馬となればサートゥルナーリアのフランス遠征が現実的になるでしょう。
凱旋門賞は3歳馬が有利ですから、相手が世界最強でも勝負になると思います。
皐月では残り200m地点なのにルメールはこの顔ですよ。
『じゃあそろそろ仕事しようかな』 くらいの感じしかしません。
先にぬけだしたヴェロックスを見ながら、「まだ慌てる時間じゃない」とでも言いだしそうです。
世界の頂点へ駆け上がってほしいですなぁ。
叩き合い [馬]
平成最後の年に無敗の皐月賞馬が誕生です。
休み明けながら圧倒的1番人気に支持されたサートゥルナーリアは、ゴール前きっちりとヴェロックスを捕えました。
力でねじ伏せるようなレースぶりで、着差はアタマですがスケールは一枚上ですね。
ダービーでの2冠どころか、世界を狙える器かもしれません。
ヴェロックスも強い。
審議となったサートゥルのぶちかましにひるむことなく、ゴール前では差し返す勢いでした。
父ジャスタウェイの血が爆発すればダービーで逆転もあるかもしれません。
ダービーが、そしてその後も続く2頭の名勝負が楽しみです。
大歓声につつまれて [馬]
桜花賞はグランアレグリアが楽勝しました。
しかも前日の古馬G2阪神牝馬Sより0.9秒も速いタイムのオマケ付きですよ。
この時季に古馬より1kg重い斤量でこの芸当をやってのけるとは・・・ 末恐ろしいの一言です。
古くはオグリキャップがNZトロフィーを安田記念のニッポーテイオーより速い時計で勝ちましたが、斤量は1kg軽かったです。
昨年の新馬を見た時からタダモノではないとおもってましたが、私の想像のナナメ上をかっとんでいきましたわ。
アレグリアがいなければダノンファンタジーは新馬勝ちをして、無敗の桜花賞馬になってたかもしれませんな。
昨年のラッキーライラックといい、生まれた年が悪かったとしかいいようがありません。
アレグリアは距離適性がマイルという話がでてますから、次はNHKマイルでしょうか。
私としては安田記念を狙ってほしいです。
平成最後の桜花賞馬が古馬を一蹴して令和最初の安田記念馬に・・・
チャレンジする価値はあると思うのですが、無理をさせる必要はないから、まずは体調と相談してですね。