花の15期 [競馬場にて]
本日付で8名のJRA調教師が定年引退しました。
24日中山8Rは偶然にも馬事公苑騎手課程15期の二人が管理馬のラストランでした。
最後のレース前のパドックで馬を見つめる伊藤正徳師(左)と柴田政人師(右)です。
1964年に騎手を志して16名の少年が馬事公苑に集まりました。
それから半世紀以上の時を経て同じ日に引退する二人の胸中は如何ばかりか・・・
同期の福永洋一、岡部幸雄らとともに競馬界に大きな大きな足跡を残しましたなぁ。
競馬を楽しませてもらってるファンとして感謝しかありませんよ。
ありがとうございました。
こんな日もある [競馬場にて]
今日の東京競馬は無事開催されました。
トキノミノル記念は大本命が負けましたが、ダノンキングリーも前走は強い競馬をしてましたから、それほど驚きはしませんでした。
どちらかというと驚いたのはこのシーンです。
フジテレビのみんなのKEIBAに出演してる優木まおみ嬢です。
9Rの返し馬を撮影しようと1角芝に向かうと、井崎先生やDAIGOらとオープニングの撮影をしてました。
で、撮影が終わると観客が少なかったせいか、場内を普通に歩いてスタンドに向かっていきました。
当然スタッフも近くにいましたが、殺気だってガードするような感じもなく、ゆる~い雰囲気で歩いてるんです。
競馬場は鉄火場なんていう時代は遠くなりましたなぁ・・・
あ、ダノンの画像はまた後日upします。
時の過ぎゆくままに [競馬場にて]
まだまだ暑い日が続きますが、扇風機が故障しました。
首振りができなくなってしまい、私が寝る時のルーティンである首振り&リズム風が・・・
長年使ってきましたが、これでは戦力外ということで新型を注文しました。
そういえば何年使ったんだろうと裏を確認すると「03年製造」の文字が・・・ 15年前かよ!
そんなに長く使ってたのかと我ながらビックリです。
2003年って何があったろうとデジカメ画像をチェックしたら、東京競馬場の新スタンドがオープンした年でした。
新スタンドができてもうそんなに経つのかとまたビックリしてしまいました。
画像は2003/02/01に撮影したもので、左から新スタンド、取り壊し中の旧スタンド、使用中の旧スタンド、メモリアルスタンドです。
メモリアルスタンドができたのは1993年ですから新スタンドより10年先輩となり、もうかれこれ25年になります。
光陰矢の如しですなぁ。
次の新スタンドができるまで長生きしたいもんです。
炎の一番 [競馬場にて]
2014年を締めくくる有馬記念が日曜に行われます。
私も久しぶりに中山競馬場まで足を運ぼうかと思っています。
今年は年度代表馬レースが大混戦で、ここを勝てば年度代表になれそうな馬が6頭くらいいますかね。
炎のような末脚で混戦を断ち斬るのはどの馬でしょうか。
人気馬が外へかたまったので、馬券は内の人気薄から遊ぼうかな。
ヴィルシーナとラストインパクトあたりが面白そう。
あと外人騎手はマークしといたほうがいいでしょうね。
節目 [競馬場にて]
第81回日本ダービーはワンアンドオンリーが勝ちました。
毎年色々なことが起こるダービーですが、私にはダービーデーに東京競馬場へ通うこと30年の節目でした。
初めてのダービーはシリウスシンボリ。
それ以降、3頭の三冠馬、武豊5回のダービー制覇、橋口調教師の4回の2着も見てます。
シービーとルドルフも見たかったけど、そのころ私は田舎に住んでて、競馬はテレビの中の世界でした。
それが通い始めていつの間にか30年。
当たり前のことですが、この30年で人も東京競馬場も大きく変わりました。
変わらないのはトキノミノルだけかな。
10年後のダービーでも逢いたいものです。
取り消し [競馬場にて]
先日自動車免許の更新に行ってきました。
ゴールド免許なので手続き自体は簡単だったのですが、視力を心配してました。
結果は何事もなく検査を通過し、新しい免許を受け取りました。
が、5年ぶりの新免許の写真には5年分の老化が如実に出てました(笑
初めて取得した免許の顔と比べると本当に笑えます。
写真は残酷ですね。
先日JRAから某騎手の免許取消が発表されました。
本人希望ということですが、先月末に騎手としてふさわしくない非行ということで騎乗停止になって以来、詳しい事由は公表されていません。
何やら黒い噂が流れてますが、未成年ということでJRAから詳細の発表はできないだろね。
ネットで噂が広まるのと、変に尾ひれが付く前に公表するのとどっちがいいんだろ?
公式サイトの引退騎手名鑑にデータがそのまま残ってるけど、有罪が確定したら消されるんだろか…
免許剥奪された某師の名前は引退調教師名鑑にないからなぁ。
なごり雪 [競馬場にて]
東京は10年に1度という大雪に見舞われています。
2月は中央競馬の調教師が定年で引退する時期で、ミスターシービーの松山先生も定年となり、今月が最後の東京開催になります。
松山先生は先月通算1000勝をコウジョウで達成しましたが、コウジョウといえば松山先生の父も同名の馬を管理してました。
先代コウジョウは昭和46年に吉永正人騎乗で金杯を勝っていますね。
寺山ならこのめぐりあわせに何といったろうなぁ。
今月引退する調教師の中に清水美波先生がいます。
先生の重賞勝ちの中に私にとって実に懐かしい馬がいました。
シーナンレディーです。
マニアなら昭和61年のステイヤーズSを勝った牝馬と即答するかもしれませんが、ベテランの競馬ファン以外は知らないでしょう。
私が憶えている訳は、その日はシンボリルドルフの引退式で中山競馬場にいたからです。
遊びで買ったシーナンレディーの複勝が当たったので余計印象に残っています。
レディーはそれが引退レースとなり、その後産駒に注目してましたが活躍することはなく、血統も途絶えたようです。
昭和は遠くなったなぁ… と、感慨にふける雪の日です。
あと20年 [競馬場にて]
有馬記念はオルフェーブルが圧勝して2013年の競馬を締めくくりました。
凱旋門賞2年連続2着という日本馬として最高の結果を残しましたが、G1は国内で6勝に終わりました。
仏遠征をせずに国内G1を狙っていれば、10勝は超えてただろうね。
凱旋門賞を勝ちに行って、勝ちきる馬が出るまであと何年かかるのでしょう?
今年は第80回ダービーと東京競馬場80周年ということで、様々な関連のイベントがありました。
「100」という記念すべき数字を迎えるまで競馬を楽しめたらいいなあ。
そんなことを思いながら過ごす2013年の師走です。
獲ったどーっ! [競馬場にて]
安田記念はロードカナロアが勝ちました。
これでG1を4勝目ですか。
スプリントでの実績が傑出していただけに、マイルへの一抹の不安が単勝400円(1番人気)という数字に出ていました。
高松宮記念での単勝が130円ですから、狙い撃ちした方には美味しい配当でしたね。
今度のスプリンターズSでは1.1倍になるかもしれません。
わたしは久しぶりに万馬券を獲りました。
たった100円しか当たってませんが、3連複18,160円の立派な万馬券です。
うれしいです。 なにしろ久しぶりですから(笑
ありがとう、C.デムーロ。
29/80 [競馬場にて]
新緑がまぶしい5月になりました。
今年で日本ダービーは80回の節目を迎えます。
東京競馬場の競馬博物館ではダービー展を開催中で、なかなか貴重な品々が展示されてます。
そこでクイズです。 次の中で第1回ダービーに出走していた馬はどれでしょう?
a)ニコン b)カンノン c)ミノルタ d)オリンパス e)ライカ
答えは記事の最後に。
私はシリウスシンボリのときから毎年ダービーは東京競馬場で生観戦しています。
あのときは26頭立てのレースでしたから、まさに隔世の感がありますね。
今年で29年目のダービーになる予定ですが、あと何年ダービーを観戦できるかなぁ・・・
なんとか第100回日本ダービーの日まで生きていたいものです。
クイズの答えは・・・
d)オリンパス でした。
ちなみに私はペンタックスユーザーです(笑
後ろには夢がない [競馬場にて]
春の東京G1連戦を締めくくる安田記念はストロングリターンが勝ちました。
鞍上の福永騎手はこの春G1で人気馬に乗ってましたが、やっと結果が出ましたね。
最終レース後のパドックで安田記念の回顧をする福永騎手と細江純子嬢(左)です。
福永騎手はこの夏をアメリカで修行することにしたと発表し、細江嬢も驚いていました。
昨年全国リーディングを奪取し、今年も現在1位で重賞も9勝すると大活躍中ながら、さらに上のレベルを目指しています。
本人の心境はレース回顧なんてしてるヒマはないってところでしょうか。
ふりむくな ふりむくな 後ろには夢がない。
寺山修司の詩が思い出されますなぁ。
お別れ [競馬場にて]
月曜日は東京競馬場で岩手競馬名物の南部杯が開催されました。
イーストホールでは東北支援のためのイベントが催されており、シンボリルドルフ追悼の献花台も設置されてました。
思えば私が初めて競馬を見ようとテレビの前に陣取ったのは1984年のジャパンカップで、ルドルフが初めて負けたレースでした。
皇帝には失礼ですが、『前評判のわりに大したことないなぁ』と思ったものです。
素人というのは怖いもの知らずですね(笑
その後たくさんの名馬と出会いましたが、いまだに皇帝は別格の最強馬と思ってます。
どうか安らかに。
また廃止 [競馬場にて]
九州の荒尾競馬が今年いっぱいで廃止と報じられてます。
いつかは日本中の競馬場を旅打ちしたいもんだとおもってたのに、JRAの全10場制覇も果たせないままなんですが、そう遠くない将来、地方競馬で残っているのは南関東だけという事態になるかも...
画像はオグリキャップを送り出して一躍全国区に踊り出た笠松競馬場のスタンドです。
バブル景気の売上上昇でスタンドを改築してたら、バブル崩壊で一気に経営不振へ。
近代的なガラス張りの新スタンドと時代に取り残されたかのような旧スタンドが並んでる姿が、廃止問題で揺れる笠松を象徴してます。
不景気には勝てませんなぁ。
競馬場にて [競馬場にて]
先日、今月一杯で引退する騎手と調教師がJRAから発表されました。
騎手は昨年末の駆け込み引退がたくさんあったため、小野次郎騎手一人だけ。
調教師は栗東から定年退職が六人で、美浦からは定年前の勇退が一人だけです。
美浦に定年退職がいないのは、すでに勇退という名目で廃業したからでしょう。
世界中が不景気に喘いでいますが、JRAも売上減少を食い止めることが出来ずにいます。
今年からカラー表紙付きのレーシングプログラムはG1デーの開催競馬場のみで配布となりました。
他にも色んなとこでコストカットが図られてるようです。
これは東京競馬場の内馬場の1コマですが、ちょっと変な感じがしませんか?
イスがずらっと設置されてるけど、その先にはフアフアターフィーが見えるだけ...
何のためにこんなところに計20個ものイスが整然と並んでるのでしょう?
ターフィー見物の特等席というわけがありません。
私の記憶が正しければ、ここにはモニターが2台あったはず。
つまりモニターのみ撤去されて、誰も利用しなくなったイスだけ残されたという図です。
これもコストカットの一環なんですかね?
冬競馬 [競馬場にて]
今日の東京競馬場は寒かった。
あまりの寒さに一般席は空席だらけで、スタンド内が混雑する始末。
そんなスタンド内センターコートでは競馬講座が行われ、元騎手の赤見千尋さんが登場。
彼女は既に廃止された高崎競馬所属だったのですが、貴重な東京競馬場での騎乗体験を語ってくれました。
ネットで調べたところ、そのレースは2000年4月23日の6Rと9R。
6Rダートでは最終コーナーを回り直線だと思って追い出して先頭に立ったら、そこはまだ3~4コーナーの中間で、またコーナーになって驚いたとか。
馬も驚いてたそうです(笑
高崎競馬場は1周1200mで、府中のダートは1周1900mですから、感覚が全然違うのでしょうね。
9Rでは初めて芝のレースに乗り、返し馬でクッションの良さに驚いたとか。
やっぱり馬も驚いてたそうです(笑
レースは大差のシンガリ負けだったけど、ダートコースに移って戻ってくることを知らなかったため、ウイニングランのように芝コースを戻ってきてしまい、拍手で迎えてくれた観客がいたとか。
小回りダート競馬場育ちの彼女に、東京競馬場はカルチャーショックといっていい思い出を残したようです。
画像は2008年2月の白富士ステークスの本馬場入場時の1コマ。
ダートコースから入場して芝コースに出るはずが、誘導を間違えてウイナーズサークルに出てしまい、当然ラチは開いてませんから誘導馬がUターンしてます。
どうするんだと見てたら、芝コースの内ラチにいた係員がすっとんできて、ラチを開けてここから入場させました。
この程度なら笑い話ですみますが、この翌年障害レースのスタート地点を間違えるという失態をやらかします。
先日笠松競馬ではレース中のコースにトラクターが進入して、レース不成立となった事件がありました。
慣れというのは怖いですね。