頂点めざして

ダービートライアル青葉賞はゴーフォザサミットが快勝しました。

道中じっとインのポケットで我慢して、直線で外に持ち出して抜け出す蛯名騎手熟練の手綱さばきでした。



　


エビショーとダービーといえばハイアーゲーム、フェノーメノ、イスラボニータ、ディーマジェスティと、今一歩のところで栄冠に届いてません。

このところ勝ち星も減って元気がないように見えましたが、悲願のダービー制覇へ気合も乗ってくることでしょう。

2着のエタリオウは値千金のハナ差でダービー切符をもぎとりました。

3着の1番人気スーパーフェザーとは同厩ですから、友道調教師は複雑な心境でしょうな。

明日のシュヴァルグランはどうなるかな？

王道を征く者

ゴールデンウィークが始まりましたが、北の国から悲しい知らせが届きました。

第65回日本ダービー馬スペシャルウィークが亡くなりました。

武豊が初のダービージョッキーとなってから20年も経つんだなぁ・・・



　



画像は99年のジャパンカップです。

メモリアルスタンドの前にいましたから、ゴールまで４００ｍをきったあたりですかね。

スペシャルが勢いよく伸びて来て、ステイゴールドをかわし先頭に襲い掛かるところです。

この年は凱旋門賞でエルコンドルパサーを破ったモンジューが参戦して1番人気でした。

前年のＪＣ馬エルコンがフランスに渡った後、スペシャルは春天、宝塚、秋天、ＪＣ、有馬と国内で古馬王道路線を歩みました。

グラスワンダーとのハナ差は語り草になってますね。

種牡馬としてもシーザリオ、ブエナビスタ、トーホウジャッカルとクラシック馬を3頭も出してます。

主戦がユタカで、ダービーを勝ち、ライバルとの名勝負があり、産駒も走った。

本当にサラブレッドの王道を歩んだ生涯でした。