シャドーロール [古いアルバム]
夏競馬も佳境を迎えました。
今日の札幌記念は豪華なメンバーとなり、秋のG1戦線が楽しみですよ。
来春のクラシックを目指す期待馬も続々とデビューしてます。
ひと昔前なら焦らず育てて秋以降て感じでしたが、今は育成方法が進んだせいか早めのデビューから余裕のローテでクラシックへがトレンドですかね。
某馬主みたいな使い分けのためという事情もあるかもしれませんが・・・
今未勝利だって使いつつ成長するタイプもいるわけで、新馬に負けたPOG馬にガッカリするのは早いですよね。
そんなことを考えてたので今日の画像はナリタブライアンにしました。
撮影は96年11月東京での引退式パドックです。
ビワハヤヒデの弟ということで注目されてたブライアンも、2歳9月末の時点では3戦1勝。
3戦とも芝1200mの重馬場という条件で気性面での問題もあった結果でしたが、のちに三冠馬になるとは思えない成績です。
本格化までの試行錯誤、圧倒的な強さを誇示した全盛期、故障との戦いになった4歳以降・・・
色んなドラマがあったブライアンでしたが、2世代しか産駒を残せなかったのが痛恨だったなぁ。
ところで、画像の横断幕が気になった方もいるのではないでしょうか?
ナイスネイチャはこの日アルゼンチン共和国杯に出走し15着で、このレースを最後に引退し、今は故郷の渡辺牧場にいるそうです。
ちなみにブライアンが勝った有馬でのネイチャは5着でした。