なごり雪 [競馬場にて]
東京は10年に1度という大雪に見舞われています。
2月は中央競馬の調教師が定年で引退する時期で、ミスターシービーの松山先生も定年となり、今月が最後の東京開催になります。
松山先生は先月通算1000勝をコウジョウで達成しましたが、コウジョウといえば松山先生の父も同名の馬を管理してました。
先代コウジョウは昭和46年に吉永正人騎乗で金杯を勝っていますね。
寺山ならこのめぐりあわせに何といったろうなぁ。
今月引退する調教師の中に清水美波先生がいます。
先生の重賞勝ちの中に私にとって実に懐かしい馬がいました。
シーナンレディーです。
マニアなら昭和61年のステイヤーズSを勝った牝馬と即答するかもしれませんが、ベテランの競馬ファン以外は知らないでしょう。
私が憶えている訳は、その日はシンボリルドルフの引退式で中山競馬場にいたからです。
遊びで買ったシーナンレディーの複勝が当たったので余計印象に残っています。
レディーはそれが引退レースとなり、その後産駒に注目してましたが活躍することはなく、血統も途絶えたようです。
昭和は遠くなったなぁ… と、感慨にふける雪の日です。