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春がまた来るたび    [その他]


東京は爛漫の春を迎えようとしています。

私は誕生日が春なので、桜が咲くとひとつ年を重ねることになります。

昭和が遠くなるとともに、幼い日はどんどんセピア色に滲んでいくと思っていましたが、けっこう色鮮やかに思い出せるもんですね。



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つらつらと来し方行く末を考えるに、すでに人生というレースの中間地点は確実に通過していて、もしかして既にゴール直前だったりなんかして・・・

この先どこまで行くのやらと、柄にもなくそんなことを考えながら桜を見てました。

古の歌人は「ねかはくは花のしたにて春しなん」と詠みましたが、私はダービーを見て死にたいなぁ。

できれば当たり馬券を握りしめてね。





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