ワールドクラス [古いアルバム]
さて、今回も懐かしい馬を紹介しましょう。
昭和62年第7回ジャパンカップでのトリプティクです。
実にタフな馬で鉄の女と呼ばれましたが、前年のJCでは2か月で仏→英→米→日と移動したためか、何の見せ場もなく11着と敗れました。
そのためこの年はブリーダーズCをパスして、前哨戦の富士Sに参戦というローテでJCを獲りにきました。
その富士Sでは当時の競馬ファンが 『モノが違う・・・ これが世界か・・・』 と度肝をぬかれましたよ。
当然本番のJCでは圧倒的1番人気に支持されましたが、4着と人気を裏切りました。
2年連続JCに出走しながらも馬券にはからまなかった世界の名牝トリプティク。
それでも富士Sの衝撃は大きく、昭和の競馬ファンの記憶に残る名馬です。
産駒を残せなかったのが返す返すも残念です。
コメント 0